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【材料】プリマハムは年初来高値を更新、17年3月期営業利益は計画上振れで着地

プリマ <日足> 「株探」多機能チャートより
 プリマハム<2281>が年初来高値を更新している。26日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の3650億円から3630億円(前の期比0.5%増)へ下振れた一方、営業利益は147億円から155億円(同94.7%増)へ、純利益は90億円から100億円(同55.5%増)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが高値更新につながった。

 売上高は従来計画をやや下振れたものの、加工食品事業における生産性向上によるコスト削減や重点商品の拡販、ベンダー事業の収益改善が順調に推移したことが利益を押し上げた。また、原材料価格の安定も利益の上振れに貢献した。

 なお、業績の上振れに伴い、従来2円を予定していた期末配当を4円にするとあわせて発表した。年間配当は6円(従来予想4円、前の期4円)となる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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