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【市況】ここからが強弱感が対立しやすい/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 26日のNY市場は小反落。注目された税制改革案は、概ね予想通りの内容だったこともあり、直近の大幅な上昇に対する利益確定に向かわせた。ダウ平均は21.03ドル安の20975.09、ナスダックは0.27ポイント安の6025.23。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の19175円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行となりそうだが、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。もっとも前日までの上昇で75日線を明確に上放れてきたほか、5日、25日線との短期ゴールデンクロスとなり、25日線の他、切り上がりをみせる5日線が支持線として意識される。一目均衡表では雲下限を突破し、雲上限に接近してきている。週間形状では13週線と上放れてきており、シグナルが好転しており、下値の堅さは意識されそうだ。価格帯別出来高では19200-19500円処が一番積み上がりをみせているため、ここからが強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識されてくるところである。19100-19300円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 19300円-下限 19100円

《TM》

 提供:フィスコ

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