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【材料】商船三井が3日続伸、海運市況と構造改革効果を背景に国内有力証券が強気評価

商船三井 <日足> 「株探」多機能チャートより
 商船三井<9104>が3日続伸。底値もみ合いから徐々に浮上の気配を強めている。大手海運株は鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数との株価連動性が高いが、同指数は前週から下落基調にあり上値抑えの要因となっていた。しかし、市場では今後の海運市況回復や個別の経営改革効果を読む動きが出始めている。

 東海東京調査センターでは24日付で同社株のレーティングを新規に「アウトパフォーム」でカバレッジ、目標株価を410円としている。18年3月期以降の業績は、海運市況の改善や構造改革効果に伴い拡大局面に入るとみているほか、バリュエーション面でもまだ拡大の余地があるとみている。目標株価は、ドライバルク船の市況が回復局面にあった2013年度の期中平均PBR0.88倍を適用したとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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