【通貨】外為サマリー：１ドル１１０円００銭台で推移、欧州時間に入り上げ一服商状

　２４日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１０円０８銭前後と、前週末午後５時時点に比べ９０銭弱のドル高・円安となっている。

　欧州時間のドル円相場は上げ一服商状。フランス大統領選の第１回投票を波乱なく通過した安心感から、午後３時過ぎには１１０円２９銭まで上昇する場面もあったが、この水準では急ピッチな上昇に対する反動売りもあって上値が抑えられた。時間外取引で米１０年債の利回りやＮＹダウ先物が上昇していることから売り急ぐ動きはみられないものの、一方で２５日の朝鮮人民軍創建８５周年を控えた警戒感もあり積極的なドル買いは手控えられている。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１１９円４８銭前後と同２円４０銭程度のユーロ高・円安。対ドルでは１ユーロ＝１．０８５４ドル前後と同０．０１３０ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）