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【材料】AMIが冴えない動き、17年3月期営業利益は従来計画を下回り着地

AMI <日足> 「株探」多機能チャートより
 アドバンスト・メディア<3773>は全般相場堅調にあって、前週末終値を挟んで小動きとさえない展開。21日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の29億円から25億8000万円(前の期比12.6%増)へ、営業損益が3000万円の黒字から7700万円の赤字(前の期2億6700万円の赤字)へ下振れたようだと発表しており、これが弱材料視されているようだ。

 タイ子会社の合弁事業で新規顧客の獲得に苦戦し、計画していた事業展開が遅延したことが要因。また、子会社グラモでも当初見込んでいた大型案件の一部で納入時期の見直しから売り上げ計上時期が後ろ倒しになったことも響いたとしている。なお、為替が設定したレートから円安になり為替差損が大幅に減少したため、最終損益は2億5700万円の赤字から9600万円の赤字(同1億7500万円の赤字)へ上振れたとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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