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【市況】日経平均は161円高でスタート、米財務長官発言を受けて金融セクターが堅調に/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 18591.82 (+161.33)
TOPIX  : 1485.64 (+12.83)


[寄り付き概況]

 21日の日経平均は買い先行でスタート。20日の米国市場ではカード決済ネットワークのビザなどの堅調な主要企業決算が好感されたことに加えて、ムニューシン米財務長官がトランプ政権が税制改革案を「間もなく」発表する予定であり、抜本的な税制改革が実現すると言明したことを受け、政策期待から終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の18570円、円相場は1ドル109円30銭台と円安方向に振れての推移。それを受けて前日比100円超の上昇となった。その後は23日の仏大統領選を控え、上値の重さも意識されている。

 セクターでは、銀行業、証券・商品先物、ガラス土石製品、鉄鋼、ゴム製品などが堅調。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、ソレイジア<4597>、任天堂<7974>、シャープ<6753>、トヨタ自<7203>、SUMCO<3436>などが堅調に。一方で、米WDによる半導体メモリ事業の売却拒否報道があった東芝<6502>や、子会社のリース会計処理の妥当性について再調査が必要となり前期決算発表延期を表明した富士フイルム<4901>の他、enish<3667>、安川電機<6506>などはさえない。
《HT》

 提供:フィスコ

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