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【材料】富士紡HDは後場一段高、PER8倍台の割安に注目し押し目買い

富士紡HD <日足> 「株探」多機能チャートより
 富士紡ホールディングス<3104>は後場に入って一段高。一時、前日比113円高の2978円まで買い進まれている。株価は、1月31日に年初来高値の3590円をつけて以降、下落トレンドが続いていた。ところが、4月17日の年初来安値2781円で底打ちして反騰に転じる可能性が浮上してきた。PERは8倍台と依然として割安水準にある。

 同社は今年1月31日に、2021年3月期を最終年度とする中期経営計画「加速17-20」を策定。利益を重視した重点3事業(研磨材、化学工業品、繊維)の成長加速を基本方針とし、(1)収益性の高い研磨材・化学工業品事業の積極的な拡大、(2)繊維事業の構造改革による収益力向上と反転攻勢、(3)成長加速に向けてのホールディングス機能の強化――を推進する。最終年度の連結業績目標は、売上高700億円(16年3月期は381億1700万円)、営業利益100億円(同36億2400万円)を目指す。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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