【材料】トヨタなど自動車株が売られる、1ドル=108円台半ばの円高も底値感
トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
北朝鮮問題に伴う北東アジア情勢の緊迫化やトランプ米大統領の打ち出す大型減税政策などに対する不透明感から、リスクオフの流れが再燃、英国のメイ首相が突如6月に総選挙を実施すると表明したことも波紋を広げており、外国為替市場では1ドル=108円台半ばへと再び円高が進行、これが輸出採算悪化につながる自動車株にはマイナス材料として作用している。一方、株価面では調整が続いていたこともあって底値感も台頭、押し目に買い向かう動きも観測され、下げ幅は限定的となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)