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【市況】国内大手証券、機械受注は1~3月期も横ばい圏を脱せず

 SMBC日興証券は、設備投資の指標となる機械受注に関して「1~3月期も横ばい圏の推移から脱しない模様」と分析している。

 内閣府が公表した2月機械受注では、民需(船舶・電力を除く)は前月比1.5%増と2カ月ぶりに増加した。しかし、1月に3.2%減と落ち込んだ後の戻りとしては弱く、市場予想(3.6%増)を下回ったことから弱い結果といえる。17年1~3月期の民需に対する内閣府予想の前期比1.5%増に達するためには、3月は前月比10%増の急増が必要であり、達成のハードルは高い。また、前期比横ばいのためにも3月は前月比5.6%増が求められる。このため、「民需は1~3月期に3四半期ぶりの減少へ転じる可能性が高い」とし、「民需は引き続き横ばい圏の推移から脱せない」とみている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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