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【経済】ハネムーン期間終了でリスクオフの流れが強まるか?、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
新年度に入りましたね!今月のマーケット展望で、松永さんから「今月中旬からリスクオフの流れが強まる可能性」が示唆されていましたので、今回レポートしたいと思います。

松永さんによると、まず米国株の値動きは、『前週末のNYダウが65ドル安となり、今朝からのNYダウの電子取引が10ドルほど下落しました。NYダウは、8営業日連続で2万500~700ドル付近での小動きを続けております』と伝えています。

また、『トランプ大統領に対するハネムーン期間(大統領就任後の100日間)が今月末に終了することから、来月からトランプ大統領に対するメディアや野党のバッシングが高まりそうです』との見解を伝えています。

ハネムーン期間とは新大統領の就任後の100日間のことで、『メディアや野党は、新大統領や新政権に対してバッシングしてはならないという紳士協定が米国にあります』とのことです。日本にはないので、私はこのハネムーン期間を初めて知った時とても面白いなぁと思いました。

そのハネムーン期間については、『就任後100日間で新政権は、数々の政策を打ち出します。そうした政策が景気刺激策となって、ハネムーン期間中のマーケットは、リスクオンの流れを強める傾向もあります』と分析しています。

一方で、『ハネムーン期間が終了する半月ほど前からリスクオフの流れが強まる傾向もあります。そうしたことを考えると、今月中旬ごろから米国株の下落を中心としたリスクオフの流れが強まる可能性に注目かもしれません』と分析しています。これらを踏まえて今後の値動きにどう関わってくるのか注視してまいりましょう!

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月3日付「今月のマーケット展望「今月中旬からリスクオフの流れが強まる可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター三井智映子

《SK》

 提供:フィスコ

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