市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=反発、押し目買い優勢も上値重い。

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前週末比68円11銭高の1万8977円37銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は9億7324万株、売買代金概算は9868億円。値上がり銘柄数は1169、対して値下がり銘柄数は719、変わらずは124銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、買い優勢の展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウが反落したものの、外国為替市場では円高が一服しており、新年度相場で国内外の機関投資家が主力株の一角にリスクを取る動きが再燃した。前週末までの直近2日間で日経平均は300円強の下げをみせたことで、押し目買いが入りやすい。ただ、上値も重く1万9000円台手前では売り物に跳ね返される展開となっている。

 個別では任天堂<7974>が買われ、東京エレクトロン<8035>も買い優勢。オリエンタルランド<4661>も上昇した。NTT<9432>もしっかり。北の達人コーポレーション<2930>が連日の急騰、インターアクション<7725>も値を飛ばした。東京精密<7729>も高い。半面、東芝<6502>が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など保険株も冴えない。沢藤電機<6901>が急反落、あすか製薬<4514>も大きく下げた。昭和電線ホールディングス<5805>も軟調だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均