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【材料】住友商が昨年来高値更新、風力発電向けの新会社設立

住友商 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友商事<8053>が反発し、昨年来高値を更新。同社は29日の取引終了後、日本製鋼所<5631>およびブラジル最大の鉄鋼メーカーのゲルダウ社と共同で、風力発電向け鍛造品製造販売事業を目的とする合弁会社ゲルダウサミットを設立したと発表し、これが好感されている。

 ゲルダウサミットは、ゲルダウの既存事業である鋳鍛造製品の製造・販売事業に加え、風力発電用鍛造製品の製造・販売事業に取り組むとしており、約2億8000万レアル(約100億円)の設備投資を行い、年間生産量5万トンの生産設備を完備する予定だ。住友商事は、インフラ事業や関連部品の販売を通じて培った知見やネットワークを活用し、日本製鋼所は鋳鍛鋼製品の製造技術・品質管理技術・ノウハウを供与することで事業に貢献するとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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