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【市況】AI×アナリストの選定銘柄を追う、サイバーSは日経平均急落のなか2ケタの上昇!第6弾リリース迫る

サイステップ <日足> 「株探」多機能チャートより

■AIの活用によって選定された複数の候補銘柄にアナリストの知見を融合して最終的に銘柄を5つに絞っている点が、当該レポートの大きな特徴である。また、レポートでは最終的に5銘柄を厳選して取り上げているが、対象テーマの上位10~20銘柄程度の銘柄リストも掲載しているため、実際に5銘柄以外のパフォーマンス検証を自分で行える点も魅力だろう。リスト銘柄についても、1週間、2週間、4週間後を予測している。1週、2週で上昇を予測するものから、4週目に大きく上昇を予測する銘柄等もある。

■3月4日にリリースした第4弾では、不安定な値動きが続いた3月相場のなかであったが、そのなかで、選定銘柄の一つであるサイバーステップ<3810>は、6日寄付き(1141円)を基準値として、3月22日には1479円(上昇率29.6%)までの上昇をみせている。22日は日経平均が400円を超える下落局面において19100円を割り込んだときである。

■サイバーステップ<3810>は、オンラインゲーム事業が主力。2001年に国内で配信を開始したオンライン3D対戦格闘ゲーム「ゲットアンプド」が世界的にも大ヒット。「トレバ」、「コズミックブレイク」、「鬼斬」なども主力タイトル。ポータブル音楽スタジオの「KDJ-ONE」の開発・制作も手掛けている。

2017年1月には、「ゲットアンプド モバイル」、クイズRPG「Q&Qアンサーズ」の年内リリースを相次ぎ発表したほか、サンリオキャラクターが勢揃いする新作スマホゲームの開発に関して、サンリオ<8136>とライセンス契約を締結したと発表、こちらも育成ゲームの年内リリースを予定している。さらに直近では、「Q&Qアンサーズ」と人気ビジネスノベルである「なぜカノ」のコラボ決定も伝わっている。2017年に入って、株式市場に話題を振りまいている銘柄である。

■また、3月17日にリリースした第5弾については、日経平均の下落影響を大きく受ける格好となった。さすがに地合いに引きづられる動きもみられたが、この地合いのなか、1銘柄で最高値を更新。3銘柄でリバウンドをみせており、2ケタを超える上昇率の銘柄も出てきている。

■足元では日経平均は19000-19600円辺りでのもち合いレンジが続いており、方向感の掴みづらい状況である。国内の政治リスク等も警戒されやすく、機関投資家も積極的には動きづらいところであろう。そんな中、個人投資家の需給状況は良好であり、中小型株を中心としてテーマ株等への物色が続く展開が期待される。

これはほんの一例紹介であり、その他の銘柄でもAIとアナリストによる選定の有効性が引き続き確認されている。

■テクノスジャパングループの人工知能エンジンScorobo for Fintech Charged StockAnalysisLogic(以下、Scorobo for Fintech)と、フィスコアナリストの目線を組み合わせた「AI特選銘柄レポート 第6弾」が31日(金)にリリースを予定している。

今後も同レポートの銘柄選定の検証を継続したい。

《SK》

 提供:フィスコ

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