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【市況】下値支持線レベルでの底堅さがみられれば十分か/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19197.35 (-5.52)
TOPIX  : 1541.96 (-2.87)

[後場の投資戦略]

 寄付き段階で配当落ち分を吸収したことから、センチメントは明るいだろう。もっとも、明日以降は機関投資家の益出しなどによるポジションを圧縮する動き等も意識されやすい。実質新年度入りとはいえ、期末要因からオーバーナイトのポジションは取りづらい状況であろう。そのため、個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。

 日経平均は一目均衡表の雲を上回っての推移となり、5日線と75日線とのレンジ相場が続いている。終値で配当落ち分を吸収する格好が望ましいが、まずは下値支持線レベルでの底堅さがみられれば十分か。英国ではメイ首相が欧州連合(EU)離脱手続き開始を通告する予定であり、波乱要因にはならないとみられるが、見極めムードが強まろう。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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