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【通貨】外為サマリー:1ドル111円10銭前後でもみ合う、英ポンドは下落

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円11銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場は、米3月消費者信頼感指数は市場予想を上回る内容だったほか、米下院共和党議員が4月にもオバマケア代替法案に再び取り組むことを検討しているとの報道が伝わった。これを受けドルは111円台を回復した。

 この日の東京市場に移ってからも、ドル円相場は111円10銭前後での一進一退。チャート上は110円00銭のラインが下値抵抗線となったが、上値を追うには展開材料不足であり様子見姿勢も強まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0817ドル前後と同0.0040ドル前後のユーロ安ドル高だった。対円では1ユーロ=120円19銭前後と同横ばい圏で推移している。イギリスのメイ首相は29日に欧州連合(EU)に離脱を通知すると伝えられている。これを受け、英ポンドは下落している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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