市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=反発、円高一服などを好感し買い戻し急

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 28日前引けの日経平均株価は前日比203円80銭高の1万9189円39銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は8億6512万株、売買代金概算は1兆387億5000万円。値上がり銘柄数は1737、対して値下がり銘柄数は201、変わらずは72銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、外国為替市場で円高が一服したことなどを受けリスクオフの巻き戻しで高くなった。前日の米国株市場ではNYダウが8日続落となったものの、寄り後は戻り足となっていたことで、売り方の買い戻しを誘発した。配当権利取り最終日ということもあって、駆け込みの配当取りを狙った買いも観測される。日経平均は200円を超える上昇で前引け間際に1万9200円台に乗せる場面もあった。東証1部全体の86%の銘柄が値上がりする買い気の強い展開となっている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>がしっかり。SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連の上昇が目立つ。花王<4452>も買い優勢。日本アジア投資<8518>が値を飛ばし、新日本電工<5563>も物色人気となった。グンゼ<3002>が買われ、日新製鋼<5413>も高い。半面、任天堂<7974>が軟調、すかいらーく<3197>は急落した。KLab<3656>が安く、MUTOHホールディングス<7999>、星光PMC<4963>なども値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均