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【通貨】外為サマリー:1ドル110円30銭前後に下落、日経平均株価の下落に警戒感も

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円33銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円00銭前後の大幅なドル安・円高で推移している。

 前週末のニューヨーク市場ではオバマケア代替法案の採決は中止されたが、今後の政策の軸足は税制改革に重点が置かれるとの期待からドルは買われ111円前半で取引を終えた。ただ、週明けのドル円相場は110円台前半まで大幅に下落して推移している。

 この日の日経平均株価は大幅安で推移。前週末のNYダウも下落しており、米トランプ政権の政策に対する不透明感が強まったことが警戒されている。ドル円は昨年11月下旬以来、4カ月ぶりの水準に下落しており、今後は110円ラインを維持できるかが注目されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0846ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=119円66銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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