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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 南海辰村、GMB、ベスト電 (24日大引け後 発表分)

南海辰村 <週足> 「株探」多機能チャートより
 24日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 南海辰村 <1850> [東証2]  ★今期経常を一転45%増益・26期ぶり最高益に上方修正
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の15.4億円→26.1億円に69.5%上方修正。従来の14.3%減益予想から一転して45.2%増益を見込み、一気に26期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。手持ち工事が順調に進捗するなか、工事採算が想定以上に改善することが利益を押し上げる。

 戸上電 <6643> [東証2]  ★今期最終を一転25%増益・最高益に上方修正、配当も5円増額
 ◆17年3月期の連結最終利益を従来予想の20億円→27億円に35.0%上方修正。従来の7.1%減益予想から一転して25.3%増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。繰延税金資産の計上に伴い、税金費用が減少することが最終利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の18円→23円(前期は18円)に増額修正した。

 GMB <7214>   ★今期経常を60%上方修正
 ◆17年3月期の連結経常損益を従来予想の15億円の黒字→24億円の黒字(前期は0.1億円の赤字)に60.0%上方修正した。海外向け補修部品や中国新車用部品の販売が低迷し売上は計画を下回るものの、不採算取引の見直しやコスト削減に加え、円高による輸入コストの減少が利益上振れの要因となる。

 ベスト電 <8175>   ★前期最終を54%上方修正
 ◆17年2月期の連結最終利益を従来予想の25億円→38.4億円に54.0%上方修正。増益率が47.6%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。繰延税金資産の計上に伴い、税金費用が減少したことが主因。利益率の改善や販管費の削減で採算が改善したことも利益上振れを後押しした。

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