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【市況】米国株見通し:日柄的には自律反発が意識される

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2343.75(+3.75) (20:45現在)
ナスダック100先物 5365.00(+10.50) (20:45現在)

20:45時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは40ドル高程度で推移。欧州は小動きではあるが、全般下落して推移している。また、原油先物相場は、小幅に上昇して推移している。

23日の米株式市場は下落。、医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの思惑から様子見となり、NYダウは小幅ながら6営業日続落だった。

引き続きオバマケア代替法案の採決の結果を見極めたいところだが、米下院共和党指導者はトランプ政権からの圧力を受け、24日午後に法案の採決を行う見通しと、米メディアが報じている。トランプ政権の当局者は同法案への態度を保留する保守派との議会での会合で、緊急性が必要だと表明したと伝えている。そのため日中は動けず、こう着感の強い相場展開が続きそうである。

その他、トランプ大統領がSECの次期委員長に指名したジェイ・クレイトン氏は、経済成長を損ねているとしてトランプ政権が見直しを求めている金融規制改革法(ドッド・フランク法)について、今のところ撤廃に向けた具体的な計画はないと述べている。政策運営に対する不透明感が高まりやすい。NYダウは足元で6営業日続落となり、日柄的には自律反発が意識されようが、本格的な反転は期待しづらいか。

《KK》

 提供:フィスコ

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