【通貨】外為サマリー：一時１ドル１１１円２０銭台に伸び悩む、手控えムードが一段と広がる

　２４日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１１円３３銭前後と、前日午後５時時点に比べ１０銭程度のドル高・円安で推移している。

　欧州時間のドル円相場は上値の重い展開で、午後４時３０分頃には一時１１１円２０銭台に伸び悩む場面があった。２３日に採決される予定だった医療保険制度改革法（オバマケア）代替法案の行方を見極めたいとして、手控えムードが一段と広がっている。時間外取引ではＮＹダウ先物が堅調に推移し、米１０年債利回りも上昇しているが、いまのところドルの支援材料には至っていない。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１１９円９４銭前後と同１０銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは１ユーロ＝１．０７７３ドル前後と同０．００２０ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）