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2017年03月21日18時39分

【市況】21日の香港市場概況:ハンセン0.4%高と4日続伸、インフラ関連に買い


21日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比91.13ポイント(0.37%)高の24593.12ポイントと4日続伸し、本土企業株で構成されるH株指数が60.17ポイント(0.57%)高の10644.15ポイントと続伸した。終値ベースでハンセン指数は、約1年8カ月ぶりの高値水準を回復している。売買代金は951億8000万香港ドルと高水準が続いた(20日は978億3900万香港ドル)。

本土資金の流入期待が追い風。上海・深センと香港の株式マーケット相互売買に関して、香港株の買越額が拡大している実態がこのほど判明した。中国の政策期待も高まる。インフラ建設プロジェクトの進ちょくが各地で伝えられていることもプラス材料だ。

業種別では、ゼネコンや建機のインフラセクターが高い。中国交通建設(1800/HK)が4.4%、中国中鉄(390/HK)が2.9%、中国鉄建(1186/HK)が2.8%、中国龍工HD(3339/HK)が5.0%、中聯重科(1157/HK)が3.6%ずつ値上がりした。PPP(官民連携)プロジェクトに絡んだ「資産の証券化」について、上場申請が受理されたと報じられたことなどが支援材料。民間資本の流入によって、資金面の不安が後退すると期待された。

中国の不動産セクターもしっかり。雅居楽集団HD(3383/HK)が7.7%高、碧桂園HD(2007/HK)が5.8%高、万科企業(2202/HK)が2.5%高、華潤置地(1109/HK)が1.8%高と上昇している。直近の相場では、相次ぐ不動産引き締めの動きを嫌気して売りが目立っていた。

一方、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)は1.3%安と反落。前日は、通期4割増益や特配実施などを材料に16.3%上昇していた。紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)は6.7%安と後場に入り急落(前引けは1.3%安)。同社が昼ごろに報告した通期決算は10%増益で期末配当も増加したものの、前日に終値ベースで年初来高値を更新していたこともあり、材料出尽くしの売りに押された。


【亜州IR】

《SK》

 提供:フィスコ
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