【通貨】英ポンド週間見通し:もみあいか、英中銀の早期利上げ期待も
ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより
■もみあい、英金利の先高観広がる
先週のポンド・円はもみあい。米金利見通しの据え置きや英国金利の先高観が広がったことでポンド買い・米ドル売りが活発となったが、米ドル・円相場が円高方向に振れたことで対円レートの上昇は抑制された。取引レンジ:138円57銭-140円61銭。
■もみあいか、英中銀の早期利上げ期待も
今週のポンド・円はもみあいか。英中銀による早期利上げ観測が再浮上しており、経済指標で回復基調が示された場合、ポンド買いが強まると予想される。一方、メイ首相は3月末にも欧州連合(EU)に離脱を通告する見通し。ハード・ブレグジットへの懸念が高まった場合、ポンド売りが強まる可能性は残されている。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・21日:2月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.8%、1月:+1.6%)
・23日:2月小売売上高(前月比予想:+0.4%、1月:-0.3%)
予想レンジ:138円00銭-142円00銭
《FA》
提供:フィスコ