【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … エニグモ、トリケミカル、ACCESS (3月10日~16日発表分)
ミロク <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ミロク <7983>
17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の3.3億円に急拡大し、11-4月期(上期)計画の4.9億円に対する進捗率は68.8%に達し、5年平均の42.2%も上回った。
★No.2 神島化 <4026>
17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比72.7%増の12.5億円に拡大し、通期計画の13.2億円に対する進捗率は94.7%に達したものの、5年平均の118.4%を下回った。
★No.3 クロスプラス <3320>
17年1月期の連結経常利益は前の期比2.5倍の8.8億円に急拡大し、18年1月期も前期比18.2%増の10.5億円に伸びる見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7983> ミロク 東2 +32.00 3/10 1Q 206.36
<4026> 神島化 東2 +22.10 3/10 3Q 72.65
<3320> クロスプラス 東2 +18.41 3/13 本決算 18.24
<8927> 明豊エンタ JQ +12.34 3/16 上期 黒転
<2163> アルトナー JQ +11.74 3/13 本決算 10.99
<6192> HyAS&C 東M +10.51 3/15 3Q 4.84
<4369> トリケミカル JQ +10.25 3/15 本決算 57.95
<4813> ACCESS 東M +9.83 3/15 本決算 104.08
<3665> エニグモ 東M +6.81 3/15 本決算 11.51
<1758> 太洋基礎 JQ +6.55 3/13 本決算 23.87
<8079> 正栄食 東2 +5.11 3/13 1Q 28.03
<2373> ケア21 JQ +5.06 3/10 1Q 黒転
<4287> ジャストプラ JQ +4.75 3/13 本決算 24.07
<4334> ユークス JQ +3.69 3/10 本決算 123.97
<7899> MICS化学 JQ +3.18 3/15 3Q 73.86
<3071> ストリーム 東M +2.44 3/14 本決算 60.12
<3070> アマガサ JQ +2.13 3/10 本決算 黒転
<3441> 山王 JQ +2.06 3/14 上期 黒転
<1383> ベルグアース JQ +1.71 3/10 1Q 赤縮
<6049> イトクロ 東M +1.53 3/10 1Q 46.07
<9829> ながの東急 JQ +1.51 3/14 本決算 黒転
<3955> イムラ封筒 東2 +1.44 3/14 本決算 -6.40
<3161> アゼアス 東2 +1.29 3/10 3Q 213.95
<9734> 精養軒 JQ +1.27 3/10 本決算 黒転
<9444> トーシン JQ +1.01 3/10 3Q -8.51
<9425> 日本テレホン JQ +0.43 3/14 3Q 赤縮
<7850> 総合商研 JQ +0.12 3/15 上期 34.91
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース