【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 東京ドーム、ナイガイ、稲葉製作　(3月16日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月15日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　モロゾフ <2217>
　17年1月期の経常利益(非連結)は前の期比54.6％増の20.6億円に拡大したが、18年1月期は前期比13.4％減の17.9億円に減る見通しとなった。

▲No.4　東京ドーム <9681>
　17年1月期の連結経常利益は前の期比1.3％増の107億円になったが、18年1月期は前期比15.5％減の91億円に減る見通しとなった。

▲No.6　山岡家 <3399>
　17年1月期の経常利益(非連結)は前の期比15.6％減の4.5億円になり、18年1月期も前期比12.1％減の4億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8013> ナイガイ 　　　東１　　 -6.25 　　3/16　本決算　　　　6.10
<3804> システムディ 　ＪＱ　　 -6.21 　　3/16　　　1Q　　　　赤縮
<2217> モロゾフ 　　　東１　　 -6.12 　　3/16　本決算　　　-13.40
<9681> 東京ドーム 　　東１　　 -4.57 　　3/16　本決算　　　-15.51
<3921> ネオジャパン 　東Ｍ　　 -3.82 　　3/16　本決算　　　　5.37

<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 -1.01 　　3/16　本決算　　　-12.09
<3159> 丸善ＣＨＩ 　　東１　　 -0.56 　　3/16　本決算　　　 -0.65
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 -0.37 　　3/16　　上期　　　-79.98
<9637> オーエス 　　　東２　　 -0.30 　　3/16　本決算　　　 -4.76

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース