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【市況】東京株式(寄り付き)=買い手控えられ反落スタート

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比79円安の1万9510円と反落。

 前日の欧州株市場は総じて堅調な値動きをみせたが、米国株市場ではNYダウが小幅反落と上値が重くなっており、外国為替市場では1ドル=113円台前半のもみ合いで引き続き円高への警戒感が強い。きょうは週末で年度末も控えていることから積極的な買いが入りにくい。大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で安倍首相との絡みも懸念される状況となってきたことで、株式市場も政治面の紛糾を嫌気する可能性がある。一方、全般相場が下押す場面では日銀のETF買いの思惑もあり、押し目買いが下値を支えるケースも考えられる。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、証券を除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは保険、石油、輸送用機器、医薬品、その他金融など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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