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【材料】エニグモ---2017年1月通期は営業利益8倍、2018年1月通期もサービス品質向上・機能開発等で増収益目指す

エニグモ <日足> 「株探」多機能チャートより

 

エニグモ<3665>は15日、2017年1月通期(16年2-17年1月)決算を発表。売上高が前期比45.1%増の41.47億円、営業利益が同705.2%増の17.68億円、経常利益が同712.7%増の17.63億円、親会社株主に帰属する当期純利益が11.43億円(前期は1.80億円の赤字)と黒字転換した。

ソーシャルコマース事業では基幹事業であるソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」を中心に運営。世界中から集まる多様な出品をオウンドメディアなどを通し、適切なユーザーに伝える取組、アプリ訴求型のCMキャンペーンの他、サービス・機能の拡充を図る各種施策を展開。また、パーソナルショッパーとの密な連携による出品数の拡充、社内インフラの強化をおこなった。結果、会員数は3,998,041人(前期比33.1%増)、商品総取扱高は332.77億円(前期比36.2%増)、売上高は38.61億円、セグメント利益は17.63億円と大幅に拡大した。メディア事業では、女子向けキュレーションメディア「4meee!」および主婦・ママ向けキュレーションメディア「4yuuu!」において、広告収入が順調に成長。結果、売上高は2.87億円、セグメント利益は0.04億円となった。

2018年1月通期については、売上高が前期比20.0%増の49.77億円、営業利益が同11.2%増の19.66億円、経常利益が同11.5%増の19.66億円、親会社株主に帰属する当期純利益が17.4%増の13.42億円と増収増益を見込んでいる。ソーシャルコマース事業で新規会員の獲得と、新規・既存、パーソナルショッパー等、会員属性毎の会員満足度を向上させ取扱高拡大、インフラ・決済基盤の強化を図る。

《TN》

 提供:フィスコ

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