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【市況】日経平均は118円安でスタート、米国利上げ決定も節目の19500円を割れる格好に/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19458.70 (-118.68)
TOPIX  : 1561.65 (-9.66)

[寄り付き概況]

 日経平均は下落して始まり、節目の19500円を割り込んでいる。注目のFOMCでは大方の予想通り、賛成多数で政策金利が引き上げられた。イエレン議長は、利上げのペースを速める意図はないことを強調し、年3回という基本の利上げシナリオも維持。利上げペースは年4回との思惑も高まっていたこともあり、円相場は1ドル113円台半ばとドル安・円高に振れており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の19365円となった。これにサヤ寄せする格好から売りが先行した格好に。ただ、その後は19500円を回復するなど下げ幅を縮めている。

 また、昨日下げが目立った新興市場の中小型株についても、プラス圏を回復する銘柄が目立ってきている。セクターでは、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、水産農林、海運が上昇。半面、保険、銀行、食料品、倉庫運輸、輸送用機器が小安い。
《SK》

 提供:フィスコ

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