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【材料】サン電子が反発、「Rooster GX110」がベトナム認証を取得

サン電子 <日足> 「株探」多機能チャートより
 サン電子<6736>が反発。午前10時ごろ、海外対応フラッグシップモデルである超小型M2Mリナックスゲートウエイ「Rooster GX110」が、アジア地域3番目となるベトナムMIC認証を取得したと発表したことが好感されている。

 GX110は、同社のクラウド型ワイヤレスIoTプラットフォーム「Bacsoft IoT Platform」の専用ゲートウエイで、日本国内では工場設備やプラント施設などのFA市場向け遠隔監視・制御としてや、最適な農業環境・適切な収穫時期を判断するスマート農業向けに広く活用されている。既にヨーロッパに続き台湾、タイで認証取得を完了させており、今回のベトナムでの認証取得により、東南アジアでの事業拡大が期待されている。

 また、藤田保健衛生大学と共同で、サン電子のスマートグラスと業務改善ソフトウエアをワンストップで提供する「AceReal」を用いた実証実験を開始すると発表しており、これも好材料視されているようだ。

 トレーニング中の学生に「AceReal」を装着させ、教育コンテンツをクラウド経由で学生の視線の先に表示させることで、“術野”から目を逸らすことなく、教育コンテンツを確認することができるようになるという。これにより、本番の手術に近い目の動きをトレーニング中に身につけていくことが可能になるよう機能の追加・検証を行うとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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