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【市況】東京株式(前引け)=続落、FOMC待ちで買い手控え

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前日比57円78銭安の1万9551円72銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億5698万株、売買代金概算は7256億2000万円。値上がり銘柄数は420、対して値下がり銘柄数は1408、変わらずは173銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調だったことや、外国為替市場で1ドル=114円台後半の推移と円高傾向にあることなどを受けて、利益確定の売りが優勢となった。15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げがほぼ確実視されているが、今後の利上げペースなどに市場の関心が集まっており、イエレンFRB議長の記者会見が注目されている。また、オランダの議会選挙の結果も見極めたいとの思惑から全般は買い手控えムードが強い。東証1部の売買代金は7000億円強にとどまるなど閑散商状となっている。

 個別では東芝<6502>が大幅下落、ファナック<6954>も軟調。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。日本板硝子<5202>、日新製鋼<5413>なども安い。このほか九州電力<9508>が急落した。半面、三菱重工業<7011>が物色人気、花王<4452>も堅調。日本CMK<6958>が買われ、ラウンドワン<4680>、神戸物産<3038>も値を飛ばした。ルネサスエレクトロニクス<6723>なども高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年03月15日 12時42分

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