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2017年03月15日09時40分

【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家R:コツコツドカンをなくすために・後編


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏(ブログ「デイトレードで毎日を給料日にしよう♪」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年3月13日17時に執筆

こんにちは。今回はデイトレードにおいてコツコツドカンをいかにして回避するかというテーマの後編です。

あくまでこのレポートは勝てずに苦しい思いをしている人向けに作成しております。ご了承下さい。


■ロスカットする理由を見つけてあげる

ロスカットができないという人の多くは損を確定させたくないという思いが強いのでしょう。また、持っていれば助かる「かもしれない」という願望も持っていますね。株で勝ち続けるためには、この「かもしれない」という要素を極力排除していくことが大切です。

ゆえに当初の予定と違ってしまったのならあっさりロスカットして次のチャンスを探すことが最も有効と言えます。「下がりそう」という理由でロスカットできるのなら多くの人がロスカットできない病なんかになりません。ですからそれ以外でロスカットする理由をこじつけでもいいから作ってあげることが大切です。

■○○よりマシという考え方を持つ

以前、ズレ手法なるものをご紹介しましたが、その時もマシという考え方を使いました。「今ならまだ今日の利益がなくなるだけだ。このまま下がって2日分の利益が…3日分の利益がなくなってしまうよりマシだ!立て直そう!」こういう考え方は、あと1クリックでロスカットできるというところで躊躇している時の後押しとなります。

■他のリカクで相殺

例えば捕まっている銘柄の含み損が2万円だったとします。その間に他の銘柄で1万円リカク(利益確定)できたらどうしますか?まだ粘りますか?そうですよね。ですが、その直後、1万円の含み損まで戻ったらどうしますか?私は絶対にここでロスカットします。

自分のミスを他で相殺する権利をもらったということですから、そこで喜んでロスカットです。大きい含み損を作った時点で、その取引における利益を出す権利など失ったも同然という考え方を持っていますので。

実はこの自分の都合を他銘柄に押し付けるようなやり方は時に弱点ともなります。それについてはいずれご紹介する予定です。しかし、ことロスカットに関しましてはとても有効です。

ロスカットができない人の理由の多くは「下がると思ってもどうしてもできない」といったように、特に理由がなくロスカットできないというものです。結局損したくない。それだけなのです。だからその損を一時でいいから少なくするチャンスを得たなら、それを逃したくないという思いを強く持って下さい。いったん大きな含み損を抱えたらそのトレードでの利益を放棄して下さい。買値より1~2ティック上にくるのを待って微リカクしようとしないで下さい。私はこれを「心の贅肉」と呼んでいます。心の贅肉があるうちはロスカットなんてできるようになりませんから。

■半分ロスカット

下がりそう…でも売りたくない。ならば半分だけロスカットしてみて下さい。はっきり言って世界が変わります。半分売ったことで、下がったとしても自分の予想が合ってたと納得できます。そしてそこで売った分を買い戻すこともできます。上がった場合は残念に思う部分もありますが、現実には含み損が減るわけですからいいことでしょう。

しかしながら、狙いはそこではありません。半分売ってしまうことで、半分は諦めたという感覚が強く出てきます。ですから「やっぱり残りもいいや」という気持ちが誘発され、ロスカットしやすい心理的状況が簡単に作れるのです。

■コツコツドカンと付き合っていくには

それでもやっぱりロスカットができない、と悩む人は多いと思います。私もいまだにロスカットできず、お祈りタイムになってしまうことがあります。ですから私は実はこのコツコツドカンをなくすのではなく、コツコツドカンとうまく付き合っていく道を選びました。

株で勝っていくためにはどうすればいいか考えていた頃、コツコツドカンをなくすことはもちろん最初に思いつきました。しかし多くの人がこれをできずに退場している。自分自身が特別な人間というわけじゃない。ならば私もコツコツドカンをなくすことなんて無理なんだ。

そう思いました。ではコツコツドカンがありながらどう勝ち続けるか。やはり勝率を上げるしかないのです。慎重にエントリーポイントを見極め、5勝1敗でコツコツドカンをしていたのなら、10勝1敗でコツコツドカンをすればいい。そう考え、そのようにスタイルを確立しました。

するとそこで嬉しい誤算が生じました。それだけ勝率を上げられたことで、投資機会が多くあればそれだけ勝てるという自信にもつながりました。それゆえ、含み損を抱えて、「戻りそうもない」「どっちいくかわからない」という時に「こんな不確実なものはさっさと売ってしまおう。そうすれば他でいくらでも勝てる!」という思考に流れやすくなりました。

つまりロスカットできるケースが自然と増えたのです。しかし先ほども書いたように、いまだにロスカットできないケースもありますから、人間である以上、永遠のテーマなのではないか、と思います。


いかがだったでしょうか。コツコツドカンは、なくせれば一番いいのですが、なくせないならなくせないことを受け入れ、その上で何を目指すか考えるというのも悪くないと思います。何か1つ自分なりの武器を持つことで弱さも1つ受け入れられるかもしれません。

今回はここまでですが、私の個人ブログは「デイトレードで毎日を給料日」と検索すると出てきます。そこでは株で勝つための考え方をもっと詳しく書いてありますので是非ご覧になって下さい。

次回はマイルールを作る意味についてです。トレードにおいて各自様々なルールを作っていることと思います。実は私自身はトレードルールをたった1つしか設けていません。その理由も含め、お届けします。楽しみにしていて下さい。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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執筆者名:R
ブログ名:デイトレードで毎日を給料日にしよう♪

《HK》

 提供:フィスコ

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