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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安と円高傾向嫌気して続落歩調

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京株式市場は売り優勢で始まった。寄り付きの日経平均株価は前日比80円安の1万9528円と続落。

 現地15日に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に積極的な買いが入りにくい状況。また、オランダの議会選挙の結果も極右政党の議席数の伸びが警戒されており、足もとはリスクを回避する動き。前日の欧米株市場は総じて軟調だったほか、外国為替市場では1ドル=114円台後半の推移と円高に振れており、主力輸出株中心に向かい風が強い地合いとなっている。原油市況が下落基調にあることもネガティブに作用している。ただ、下値では日銀のETF買いなどに期待した押し目買いが入る可能性があり、売り一巡後の動きが注目される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、食料品、小売を除き安い。値下がりで目立つのは鉄鋼、紙パルプ、鉱業、証券、不動産など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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