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【市況】個別銘柄戦略:東芝、シャープなどに注目したい

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより

引き続きこう着感の強い相場展開になろう。FOMCのほか、オランダでは注目されている欧州の一連の選挙の先陣を切って議会選挙が行われる。この結果を見極めたいとする流れの中では、積極的な売買は手控えられることになりそうだ。オランダの選挙など、これまでのようなサプライズがないとも言えないが、市場はサプライズからの波乱展開に対する修正の早さも目立っている。イベント通過後のレンジ上放れを意識した、押し目拾いのスタンスとなろう。

東芝<6502>の監理ポスト入りでセンチメントを悪化させるが、一方で時価総額2兆円を回復したシャープ<6753>には、短期筋の資金が流入しやすいだろう。その他、中国全人代が閉幕するため、コマツ<6301>など中国関連の動向に注目。その他、証券会社による投資判断変更が観測されているところで、JX<5020>、ケーズHD<8282>、中外製薬<4519>辺りが注目される。

《SK》

 提供:フィスコ

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