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【通貨】明日の為替相場見通し=米長期金利意識の展開に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米長期金利を一段と意識する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=114円50~115円50銭。

 この日は、114円後半を中心とする一進一退が続くなか、欧州時間に入り115円台に乗せてきた。米長期金利が2.6%台に乗せてきており、日米金利差拡大からのドル高・円安が進みやすい状況となっている。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)やオランダ大統領選も結果が判明するのは16日に入ってからであり、あすの東京市場は依然、様子見姿勢が続く可能性がある。こうしたなか、米国の利上げを先取る形で米長期金利が上昇すれば、ドル円も115円台前半へとレンジを切り上げることも予想される。今晩は米2月生産者物価の発表がある。また、あすから明後日にかけて日銀金融政策決定会合が開催される。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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