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【通貨】外為サマリー:1ドル114円後半に下落、米2月雇用統計受け利益確定売り

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円84銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=122円68銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 10日に発表された米2月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比23.5万人増と市場予想を上回った。失業率は4.7%だった。これを受け、3月の利上げはほぼ確定的となった。ただ、平均時給が予想を下回ったことから利益確定売りが優勢となり、ニューヨーク市場で一時114円60銭台まで下落した。

 週明けの東京市場も114円後半での軟調に推移している。14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げはほぼ確定的だが、金利見通しを示すドットチャートなどによる年内の利上げ予想が従来の3回から4回に引き上げられるかなどが注目を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0682ドル前後と前日に比べ 0.0090ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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