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【材料】アイリッジ---スマートフォンアプリの利用ユーザー数の順調な推移を背景に大幅増収増益


アイリッジ<3917>は10日、2017年7月期第2四半期(2016年8月-2017年1月)の決算を発表した。売上高は前年同期比30.9%増の6.43億円、営業利益は同271.4%増の0.75億円、経常利益は同268.7%増の0.75億円、四半期純利益は同336.5%増の0.53億円となった。

企業向けにスマートフォンなどをプラットフォームとしたO2O支援を提供している同社では、新規アプリのリリースや継続取引先のユーザー数の拡大による月額報酬の積み上げが奏功したほか、アプリ開発、コンサル等においては大型のアプリ開発・リリース案件の獲得が増収に寄与した。当第2四半期累計期間での販売高の内訳は、月額報酬では2.23億円(前年同期比73.1%増)、アプリ開発、コンサル等では4.20億円(前年同期比15.9%増)となっており、ストック型の安定収益の積み上げに向けた月額報酬獲得への努力が一定の成果をあげているとみられる。
利益面では、増収効果によるほか内製化を進めたことにより原価率が改善したことで、大幅な増益となった。

2017年7月期通期予想については従前の予想を据え置き、売上高16.00億円(前年比30.1%増)、営業利益2.00億円(同46.1%増)、経常利益2.00億円(同45.5%増)、当期純利益1.38億円(同49.7%増)としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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