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【経済】【中国】モンゴル産石炭の輸入が急拡大、国境地帯で前年同期比374%増


石炭市況が回復するなか、内モンゴル自治区の税関で石炭輸入が急ピッチに増えている。バヤンノール市・烏拉特中旗(ウラド中旗)の甘其毛都税関は、モンゴル国産石炭の輸入量で内モンゴル最多。今年1~2月にかけて持ち込まれた石炭貨物は、前年同期比374%増の275万トンに膨らんだ。1~2月の累計で過去最多を更新している。ウラド検験検疫局の報告として、中国新聞網が7日に伝えた。

甘其毛都税関は、モンゴルのウムヌゴビ県ガシュン・スハイト税関と近い。世界的に見ても埋蔵資源が潤沢なタバントルゴイ炭田、オユトルゴイ銅山と陸路で最も短い中国側の輸入窓口として機能している。

国境貿易が通年で解禁された2009年以降、石炭の輸入量は累計で6300万トンを超えた。50億米ドル米ドル相当が中国に運び込まれている。


【亜州IR】

《SK》

 提供:フィスコ

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