【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アスカネット、鎌倉新書、メディアS (3月3日~9日発表分)
ピープル <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 マツモト <7901>
17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の経常損益(非連結)は6.4億円の赤字(前年同期は6.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.3 ピープル <7865>
17年1月期の経常利益(非連結)は前の期比11.0%減の5.4億円に減った。
▲No.5 ハイレックス <7279>
17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比2.6%減の55.9億円となり、11-4月期(上期)計画の89.7億円に対する進捗率は62.4%に達し、5年平均の50.1%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2438> アスカネット 東M -9.20 3/ 8 3Q 7.77
<7901> マツモト JQ -5.23 3/ 7 3Q 赤拡
<7865> ピープル JQ -4.80 3/ 3 本決算 -
<6184> 鎌倉新書 東M -2.09 3/ 9 本決算 23.46
<7279> ハイレックス 東2 -0.90 3/ 3 1Q -2.56
<9824> 泉州電 東2 -0.89 3/ 3 1Q 19.57
<4824> メディアS 東M -0.72 3/ 3 上期 -84.21
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース