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2017年03月10日09時53分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は3営業日続落、原油価格の続落が嫌気されウエートの高い資源銘柄に売りが継続

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 64585.23 -0.21%

9日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比132.79ポイント安(-0.21%)の64585.23で取引を終えた。65067.91まで上昇した後、一時64202.84まで下落した。

中盤にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油安の進行が引き続き嫌気され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、2月の中国の消費者物価指数(CPI)の伸び悩みも警戒材料。国内では、弱い経済指標や景気回復の遅れ観測などが引き続き足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 1974.24 -2.50%

休み明けとなる9日のロシア株式市場は3営業日続落。主要指標のMICEX指数は前日比50.60ポイント安(-2.50%)の1974.24で取引を終了した。2020.04から1971.73まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の続落が嫌気され、ウエートの高い資源銘柄に売りが継続した。米原油在庫の増加懸念やシェールオイルの増産計画などが原油の売り圧力を強めたもようだ。また、通貨ルーブル安の進行も銀行セクターの売り材料となった。

【インド】SENSEX指数 28929.13 +0.09%

9日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比27.19ポイント高(+0.09%)の28929.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.70ポイント高(+0.03%)の8927.00で取引を終えた。

弱含みの展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。連日の下落で足元では値ごろ感が強まり、下値拾う動きがやや活発になった。また、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIは前日8日までに5日連続の買い越しとなった。一方、指数の上値は重い。地方選挙の開票を控え、神経質な展開が続いた。

【中国本土】上海総合指数 3216.75 -0.74%

9日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比23.92ポイント安(-0.74%)の3216.75ポイントと続落した。

商品相場の値下がりが重し。昨夜の米市場で原油や金の先物が急落したほか、この日の上海商品取引所でも非鉄金属などが軒並み下げている。投資家のリスク回避スタンスが鮮明化した。資金ひっ迫の懸念も再燃。中国人民銀行(中央銀行)は9日、リバースレポを通じた資金供給を見送ると発表した。供給見送りは約1カ月ぶり。上海銀行間取引金利(SHIBOR)はオーバーナイトなどの短期金利は落ち着いているものの、1カ月以上の比較的に長い期間の金利は高止まりしている(1カ月物は昨年11月の2.7%台から足元では4.1%台に上昇。約1年半ぶりの高水準)。なお、朝方公表された今年2月の中国物価統計は、生産者物価指数(PPI)が上振れる一方、消費者物価指数(CPI)は下振れした。

《CS》

 提供:フィスコ

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