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【市況】東京株式(寄り付き)=円安好感して買い優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比126円高の1万9444円と続伸。

 前日の米国株市場でNYダウが4日ぶりに小幅反発したことから投資家心理が改善、また、外国為替市場では来週の米連邦公開市場員会(FOMC)を前に米長期金利が上昇、これを背景に1ドル=115円台へと円安が進行しており、主力株中心にリスクを取る動きが優勢となった。日本時間今晩発表の2月の米雇用統計を見極めたいとの思惑はあるものの、先高期待は根強いようだ。きょうは株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(メジャーSQ)算出日にあたり、売買代金は膨らむが波乱要素には乏しい。

 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に空運、ゴム製品、保険、証券、精密機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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