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2017年03月09日18時14分

【市況】明日の株式相場見通し=米雇用統計を前に手控え、市場の関心は米利上げ以降に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(10日)の東京株式市場は、日本時間同日夜に発表される米2月の雇用統計を見極めたいとの姿勢から、売り買いともに手控え姿勢が強まり、方向感に乏しい展開となりそうだ。ただ、米雇用統計の内容が良好な結果となるとの見方が強まるなかで、小康状態は保たれそうだ。

 市場関係者からは「現地8日に米民間雇用サービス会社のADPが発表した2月の雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が予想以上に増加したことを受け、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が一段と強まり、外国為替市場で1ドル=114円台半ばへと円安・ドル高が進行した。既に市場は、3月の米利上げ以降の米経済対策の具体化を待ち望んでいるようだ」との見方が出ていた。

 9日の東京株式市場は、朝方から買いが優勢となり日経平均株価は前日比プラス圏での推移となった。前場はやや伸び悩む場面があったものの、後場に入ると再び買い直され、終値は前日比64円55銭高の1万9318円58銭と5日ぶり反発した。

 日程面では、1~3月期の法人企業景気予測調査、2月の国内企業物価指数、メジャーSQ(特別清算指数)算出に注目。海外では、米2月の雇用統計、米2月の財政収支が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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