【市況】ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金828億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比22.4％減の828億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.3％減の692億円だった。

　目立った値動きではＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が3.60％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.51％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.51％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.40％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は3.31％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が64円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金500億3300万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均758億1800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が86億600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億5900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が23億4500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が11億7900万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が9億1200万円の売買代金となった。

株探ニュース