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【市況】11時時点の日経平均は31円高、東芝は米原発についての報道で大幅反落

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時時点の日経平均は前日比31.74円高の19285.77円。TOPIXは前日比1.19pt高の1551.44pt。

業種別ではやや買いが優勢。上昇率トップは前日比+1.29%のゴム製品。横浜ゴム<5101>を筆頭にブリヂストン<5108>、東洋ゴム<5105>など堅調。その他、海運、精密機器、非鉄金属、ガラス土石などが上位にランクイン。一方、鉱業、鉄鋼、電気ガス、不動産などが下落率上位。

東証1部の売買代金トップは任天堂<7974>。その他、ソフトバンクグ<9984>、東芝<6502>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、大垣共立銀行<8361>、JR九州<9142>などがランキング上位。

東証1部の騰落状況は値上がり1101銘柄、値下がり709銘柄。値上がり率上位銘柄は、日東製鋼<3524>、アルファCo<3434>、デザインワン<6048>、かどや製油<2612>、神栄<3004>、など。アルファCoは前日比+6%の上昇に。

一方値下がり率上位は、バロックジャパン<3548>、東芝<6502>、サンデンHD<6444>、オルトプラス<3672>、ダイダン<1980>など。バロックジャパンは前日比-8%の下落となっている。

なお、大幅反落となっている東芝は、米原発4基の建設を20年末に完成させなければ、税制優遇期限を迎え、発注元の電力会社が同社に数千億円規模の補償を求める公算と報じられている。また米原発子会社WHが建設中で、2020年完工計画のボーグル原発3・4号機について、米政府が巨額債務保証をしていることも報じられた。東芝とWHは米連邦破産法11条の適用申請も視野にいれており、米政府を巻き込む可能性の浮上も嫌気されている。

《WA》

 提供:フィスコ

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