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【市況】自律反発に向かいやすいタイミング/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 8日の米国市場はまちまち。堅調な2月ADP雇用統計が好感され、買いが先行。買い一巡後は、追加利上げ観測の拡大が意識され、もみ合う展開となったが、原油安が嫌気された。ダウ平均は69.03ドル安の20855.73、ナスダックは3.62ポイント高の5837.55。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の19320円。
 日経平均は支持線として意識されている25日、75日線レベルまで下げてきている。一目均衡表では転換線を下回ったが、基準線レベルでの攻防となり、雲は上回って推移しているほか、遅行スパンは実線が下向きで推移している処に位置しており、辛うじて上方シグナルを継続させている。ボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジ推移、週間形状ではわずかに13週線を割り込んできている。25日、75日線や基準線、雲上限が支持線として意識されるなか、自律反発をみせたいところである。13週線を上回ってくるようだと、センチメントは改善しよう。19250-19450円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 19450円-下限 19250円

《TM》

 提供:フィスコ

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