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【市況】3月8日のNY為替・原油概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円21銭から114円75銭まで上昇した。

米国の民間部門の雇用者数を示すADP全米雇用報告の2月分が予想を上回り、約3年ぶり大幅な伸びを記録したため3月の利上げ観測が一段と強まりドル買いに一層拍車をかけた。その後発表された米1月卸売在庫改定値や米10-12月期非農業部門労働生産性改定値が予想を下回ったためドル買いが後退。

ユーロ・ドルは、1.0535ドルまで下落後、1.0562ドルまで反発した。欧米金利差の拡大観測にユーロ売り・ドル買いが続いた。ユーロ・円は、121円12銭まで上昇後、120円54銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.2183ドルから1.2143ドルへ下落した。

ドル・スイスは、1.0132フランから1.0155フランへ上昇した。



【経済指標】・米・2月ADP全米雇用報告:前月比+29.8万人(予想:+18.7万人、1月:+26.1万人←+24.6万人)・米・1月卸売在庫改定値:前月比‐0.2%(予想:?0.1%、速報値:?0.1%)・米・1月卸売売上高:前月比?0.1%(予想:+0.5%、12月:+2.4%←+2.6%)・米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+1.3%(予想:+1.5%、速報値:+1.3%)・米・10-12月期単位労働費用改定値:前期比年率+1.7%(予想:+1.6%、速報値:+1.7%)

《KY》

 提供:フィスコ

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