【通貨】外為サマリー：１ドル１１３円８０銭台を回復、米１０年債利回り上昇が買い手掛かり

　８日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１３円８９銭前後と、前日午後５時時点に比べ５銭程度のドル高・円安となっている。

　欧州時間のドル円相場は持ち直しの動き。時間外取引での米１０年債利回り上昇を手掛かりに午後４時３０分頃から動意づき、足もとでは１１３円８０銭台を回復している。ただ、今晩は１０日に発表される米２月雇用統計の前哨戦となる米２月ＡＤＰ雇用統計が発表されることから、これを見極めたいといったムードもある。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１２０円２４銭前後と同４０銭弱のユーロ安・円高。対ドルでは１ユーロ＝１．０５５９ドル前後と同０．００３０ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）