市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均は35円安でスタート、東芝や任天堂は堅調な動きに/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19308.53 (-35.62)
TOPIX  : 1552.94 (-2.10)

[寄り付き概況]

 日経平均は続落スタート。7日の米国市場は、共和党下院による医療保険制度改革法(オバマケア)の代替案発表を受けて、トランプ大統領が製薬業界の競争激化や薬価引き下げに言及し、同セクターを中心に売りが先行。しかし、雇用統計結果を見極めたいとの思惑もあり下値は限られる展開となった。円相場は1ドル113円80銭台後半で推移し、引き続き手がかり材料にかける相場展開に。

 セクターでは、精密機器、その他製品、水産農林、建設などが前日比プラス圏で推移。一方、石油石炭、医薬品、非鉄金属などが冴えない。売買代金上位では、3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の好調が伝わっている任天堂<7974>、中国家電大手が半導体出資を検討と報じられた東芝<6502>、オリンパス<7733>、神戸製鋼<5406>などが堅調。一方、トヨタ<7203>、ソフトバンクグ<9984>、日産<7201>、メガバンク、資生堂<4911>、ヤマトHD<9064>などが冴えない。
《SK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均