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【市況】8日の株式相場見通し=売り買いともに手控え、小口の売りで軟調推移

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は、売り買いともに手控えられて方向感の乏しい展開となりそだ。そのなかで、前日の米株式市場の続落を受けて、買い物薄のなか、小口の売りで全般軟調な推移となりそうだ。8日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円90銭台での推移となっている。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比29.58ドル安の2万924.76ドルと続落した。高値圏で利益確定の売りが出やすい地合いのなか、トランプ米大統領が7日、自身のツイッターで「米国民のために薬価を引き下げる」と投稿したことをきっかけに、収益悪化懸念からファイザーやメルクなど大手製薬会社の株価が下落し、全体相場を押し下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比15.246ポイント安の5833.929と続落した。

 日程面では、10~12月期のGDP改定値、1月の国際収支、1月の景気動向指数、2月の景気ウオッチャー調査に注目。海外では、米2月のADP雇用統計、中国2月の貿易統計が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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