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【通貨】NY為替:1月米貿易赤字拡大を嫌気してドルは上げ渋る

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円15銭まで上昇後、113円88銭へ反落し、113円98銭で引けた。3月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを織り込むドル買いがやや優勢となったが、この日発表された米1月貿易赤字は予想以上に拡大し5年ぶり高水準となったことや、ロス米商務長官が「ドルは強過ぎない、他の通貨が過小評価されている」との見解を示したため、通貨戦争懸念も浮上しドル買いは後退した。

ユーロ・ドルは、1.0561ドルから1.0589ドルまで反発し、1.0566ドルで引けた。フランス大統領選挙の世論調査で、極右派のルペン氏の支持率が低下したためフランスの欧州連合(EU)離脱への懸念は後退し、リスク回避的なユーロ売りは縮小。ユーロ・円は、120円66銭から120円42銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.2170ドルへ下落後、1.2212ドルまで戻した。ドル・スイスは、1.0171フランへ上昇後、1.0124フランまで反落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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