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【市況】マザーズ指数は12日ぶり反落、IPOロコンドに資金向かい堅調発進/マザーズ市況

ロコンド <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、朝方こそ買いが先行する銘柄が多かったものの、このところ上昇の目立っていた銘柄を中心に値を崩した。高値警戒感が意識されたほか、本日マザーズに新規上場したロコンド<3558>に資金が向かった面もあるようだ。また、足元出遅れ感のある銘柄にも買いが入っていた。なお、マザーズ指数は12日ぶり反落、売買代金は概算で1203.37億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり153銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、レノバ<9519>、ITBOOK<3742>、SOSEI<4565>、エルテス<3967>、モバファク<3912>など売買代金上位は全般下落。モブキャス<3664>は後場に入り下げ足を速め、マザーズ下落率トップとなった。一方、GNI<2160>、ミクシィ<2121>、アカツキ<3932>などは上昇。株式分割の実施を発表したVEGA<3542>が買われ、ベイカレント<6532>やアルファポリス<9467>とともにマザーズ上昇率上位に顔を出した。トラストHD<3286>はストップ高水準での買い気配が続いたものの、大引けにかけて急速に上げ幅を縮めた。
 なお、ロコンドは公開価格を42%上回る堅調な初値を付けた。
《HK》

 提供:フィスコ

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