市場ニュース

戻る

【市況】国内大手証券、今後3年間1ドル=122円程度が上限か、9回利上げでも

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券は6日、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長とフィッシャー副議長が3月米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切ることを示唆したことを受け、今後の米長期金利とドル円の見通しをリポートした。

 FRBは向こう3年間で9回の利上げを行い、FF金利を2.25%引き上げる見込み。その場合、長期金利は5%近くに上昇しそうだが、「実際はそうはならない」と同証券では指摘する。その理由のひとつには「市場はFRBの2.25%の利上げ予想のうちすでに1.52%を織り込み、今後織り込むべき金利は0.73%に過ぎない」ことを挙げる。また、もう一つには「一般に経済が完全雇用に近づく場合、長短スプレッドが縮小して、イールドカーブはフラットニングする」という。FRBが9回の利上げでFF金利を3%に引き上げても長期金利は3%にしかならず、「これが今後3年の上限となる」という。

 長期金利と同様にドルもそれほどは上昇せず、同証券のモデルでは「FRBがFF金利を3%まで利上げしてもドルは7%程度しか上昇しない」と指摘。為替は金利差の影響を受けるが、金利は2.25%利上げの1.52%分を織り込んでいるとすれば、織り込み不足の0.73%を織り込んだとしても、ドルは7%程度しか上昇しない。このため、「ドル円レートもFRBの利上げから円安になるが、上限は122円程度(7%円安)となろう」と予測している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

お気に入りを追加しました。
x
お気に入りを削除しました。
x

日経平均